深刻なうつ病状態から、一見関係ないと思われる方法で症状改善した方法を紹介。

うつ病

 

およそ13年の間、酷い気分の落ち込みに苦しみ続け続けてきた男性の写真。
髪はボサボサ、顔は青白く生気を失った表情。

 

うつろな瞳は、何かを訴えかけているようにも見えます。
今となってはなぜこんな写真と撮ったか男性本人も分かりません。

 

しかし、男性のメモには激しいうつ状態疲労感ひどいほとんど寝たきり
ひどいうつ状態で部屋から出る事ができない。
まさに絶望の淵を延々とさまよっていた状態が伺えます。

 

しかし、5年経つとひどいうつ状態を克服しました。

 

あのうつ状態から立ち直り、現在は障害者などの社会復帰を支援する会社に
勤務してるそうです。

 

部屋を出る事すらままならなかった状態から考えられないぐらい充実した日々を
過ごしています。

 

いったい男性はどうやって深刻なうつ状態から抜け出すことができたのでしょうか?

そこには一見うつと関係があるとは思えない意外な回復法がありました。

 

男性が初めてうつ病と診断されたのは24歳の時。
結婚してわずか1年後のことでした。

 

人間関係のストレスから激しい疲労感に襲われ、ほとんど眠れなくなったのです。
朝になっても全身は重だるいまま、気分が落ち込み、何もやる気が起きません

 

症状
【身体が重い】【気分が落ち込む】

 

身体が重くて何もやるきがおきないのです。
そこで男性は近所の病院の精神科を受診しました。

 

そこの担当医師は、男性にこう言いました。
うつ病の可能性があります。まずは薬を飲みながら様子を見ていきましょう

 

処方されたのは一般に抗うつ薬と呼ばれるものでした。

 

うつ病は、心身の安定にかかわる脳内物質が減り憂鬱な気分などになる病です。
そこでこの脳内物質を増やす効果がある薬が処方されたのです

 

しばらくすると、薬が効いたのか落ち込んだ気分が徐々に回復してきました。
以前のようなやる気がわいてきたのです。

 

しかし、それも長くは続きませんでした。

 

わずか3か月後には再びあの疲労感不安感に襲われたのです。
さらに、前にも増した気分の落ち込みとともに。

 

何をしても疲れてしまうし、朝も起きてもいつも疲れている状態。
男性は再び病院を訪れ、今回も病院で処方されたのは抗うつ薬

 

更に効き目の強い薬を処方されました。

 

これで何とかうつ状態が治ってくれればと思いましたが、
しかし前回同様、一時は症状が治まるもののすぐにうつ状態がぶり返してくるのでした。

 

何とかならないものかと思い、病院を変えてみたものの薬の量が増えるばかりで、
症状は悪くなる一方でした。

 

更に病の悪化に伴い暮らしにもほころびが出てきました。
夫婦仲に亀裂が入り5年連れ添った妻と離婚せざるを得なかった状態に
なってしまったのです。

 

気分の落ち込みから外に出ることもできない。
家の中に引きこもりまともな食事すらできない。
そんな希望のかけらすらない状態にさらに沈み込んでいったのです。

 

とにかく消えたい
自分には生きる価値がない
そういった気持ちしか持てない
自分は生きる価値がない人間

 

言い知れぬ劣等感が男性を襲います。

 

しかし、そんな男性の身を案じる母親がいました。
離れて暮らしては居ましたが、度々男性の元を訪れ、
掃除や食事の世話などうつ状態で苦しむ息子をサポートし続けていたのです。

 

そんな母の献身的な姿に力を得たのか、もう一度自分を見つめ直すことにしたのです。

 

自分をまず知らなきゃと自分の病気っていったい何なんだろうと、
自分は何者なんだろうというのを知りたくてとにかく本を漁って読んだのです。

 

こんなに薬を飲んでも良くならないのはどうしてなのか?
そもそも自分は本当にうつ病なのか?

 

そうして本やインターネットで様々な情報を調べまくった男性は、
自分によく似た症例にたどり着きます。

 

そこに記されていた病名は、双極性障害。

 

双極性障害とは、俗に躁うつ病と呼ばれるもの。

 

双極性障害の気分チャート

 

 

気分が高まる躁状態と、気分が落ち込むうつ状態の波が
交互に繰り返されるうつ病とは異なる病気です。

 

なのでうつ病の薬では症状が改善させることはありません。
これが自分を苦しめ続けている病の正体かもしれない。
そこで男性は双極性障害治療のスペシャリストを探すことにしたのです。

 

それが、
NTT東日本関東病院
精神神経科 部長
秋山剛 先生

 

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すると先生が
双極性障害は改善可能な病です。今から言う2つの事を実践してください。」
と言います。

 

1つは、双極性障害に合った薬をしっかり飲むこと
もう1つは、今の乱れた生活を改めて規則正しく生活する事

 

それを聞いた男性は、ほっとしました。
自分が分かった感じ。自分が納得できた感じになりました。

 

今までの男性の生活状況は、うつ状態なので昼間の時間から寝ていたり
食事の時間もバラバラでした。

 

なので男性は処方された薬をしっかり飲み
不規則な生活の状態を改めてリズムを整える必要があったのです。

 

医者から言われ治療日誌を書き始めました。
さらに、男性は独自にうつ状態を改善できるという様々な治療法を取り入れ始めました。

 

ハーブティーや漢方のお茶がいいと知ると、インターネットで取り寄せて
何杯も飲むように心がけたり、瞑想すると心が落ち着き楽になるという体験談を
読むと独学で朝晩20分ずつ瞑想を試してみました。

 

更に呼吸法が良いと知ると毎朝腹式呼吸を続けてみました。
しかし、どれも男性にとってうつ病が改善する有効な手段ではなく、
生活のリズムも乱れたままでした。

 

でも男性は諦めませんでした。
なんとしてもこの先の見えない暗闇から抜け出したいと男性はもがき続けたのです。

 

そして、男性はこの後起死回生の回復法と巡り合い、
長きに亘った病との戦いにピリオドを打つことになるのです。

 

男性は治療日誌を何気なく読み直した時のこと、
ある乱れた生活習慣と気分の落ち込みとの関係に目が留まったのです。

 

至る所に過食の文字が、つまり暴飲暴食をしてしまっている事が多かったのです。

 

なぜかその翌日には必ずと言っていいほどひどいうつ状態に。
そう!過食とうつ状態の悪循環に初めて気が付いたのです。

 

暴飲暴食の後は、必ず下痢をするそうです。
その時は必ず気分的にも落ち込むことに。
うつ状態と胃腸の関係があるというのにハッと気づいたそうです。

 

そこで男性は食生活を徹底的に見直すことに。

今までの食事内容といえば、朝食は基本的になし。
昼食はコンビニやスーパーのお弁当で済ませ、小腹が空いたらお菓子をつまみ食い。

 

夕食はアルコールを飲みながらの食事。
とてもバランスがいい食事とは言えない状態でした。

 

そこで男性はこれを徹底的に改め、発酵食品や食物繊維など腸の環境を整える食べ物や
豆腐をはじめとした大豆食品、EPAやDHAといった油を多く含む青魚料理
積極的に毎食欠かさず摂るようにしたのです。すると2週間後驚く結果が・・・。

 

食事内容を大きく変えた男性、すると2週間後でした。

下痢をしてばかりいたお通じが徐々に改善。
男性は「この食生活正解かもしれない。」と思いました。

 

更に半年後、良好な便通が続いたおかげか、しつこい肌荒れが少なくなってきたのです。
治療日誌にも明らかな変化が現れてきました。

 

以前は、気分の落ち込みを表すマイナス表記がほとんどだったのですが、
気分の安定を表す0の表記が数多く並ぶようになりました。

 

すると、不安が減ったのですよね。
うつ状態が少なくなってきて、そうすると夜の寝つきがよくなって
朝起きられるようになって、そこで疲労感があまり感じられなくなったのです。

 

男性が行った食事によるうつ状態の改善法は、理にかなっていると示唆する医師がいます。

 

国立精神・神経医療研究センター
神経研究所 疾病研究第三部部長
功刀浩 先生 (くぬぎひろし)

 

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功刀浩先生(くぬぎひろし)は、食生活と脳の関係について
最先端の研究を行っている日本を代表するスペシャリストです。

 

食生活の違いによって、あるいは食品の違いによって
うつ病の発症のリスクが変わってくることも実証的なデータとして蓄積されてきています。

 

実は近年うつ状態と食生活に密接な関係があることが
様々な研究から明らかになり始めているそうです。

 

アメリカとオーストラリアの共同研究では、抗うつ薬と共にEPAを摂取することは
うつ状態が軽減するのに効果的だという結果が報告されました。

 

また、先生の研究などにより最も注目を集めているのが、
ビフィズス菌とか乳酸菌とか善玉菌の数がうつ病の人では少ないという事。

 

実際に腸内環境を改善する腸内細菌が大切ではないかという事が分かってきています。

 

先生が世界に先駆けて発見したのは、うつ病の人は腸内環境が乱れている人が
多いという事。

 

つまり、うつ状態を改善させるには?
腸内環境を整えることが大切だというのです。

 

実際今回ひどいうつ状態を克服した男性の便を検査したところ。
善玉菌の量は同じ40代男性の平均およそ11.1%に比べて
その男性の善玉菌の量はなんと18.06%で約1.6倍。
全体の菌のバランスも理想に近い状態ということが確かめられました。

 

男性のうつ状態の改善には適切な薬による治療と併行して
腸内環境を整えた事が大きいと先生は太鼓判を押します。

 

まとめ

 

うつ病双極性障害は精神的な病気や心の病気だと言われています。
しかし、本当の原因は脳だと言われています。

 

脳内物質の異常により気分や精神的に不安定になったり落ち込んだりするのですね。

 

さらに、腸は第2の脳と言われています。
その理由は、腸はあまり知られていませんが、とても精密に出来ていて、
脳と同じく24時間休みなく働いています。

 

腸は脳からの指令がなくても、独自で判断して活動する能力が備わっています。
これが、「第2の脳」と言われる所以です。

 

腸内細菌腸内フローラ免疫力の70%は腸が担っている。などという言葉を
聞いたことがあると思います。

 

最近は腸の活躍ぶりがかなりクローズアップされていますが、
本当に体や精神にとって腸がすごく大切だなぁと私は実感しています。

 

他の記事内でもお伝えしていますが、
私はうつ病を持っています。それも双極性障害。

 

約2年間苦しみ続け、1年半を費やして改善していき、現在ではうつの症状は
ほとんど出ずに元気に暮らしております。

 

今回紹介した男性と同じように改善していく中で食事の内容にも気を付けていました。
その中で主なのは発酵食品を積極的に摂取するというもの。

 

ほぼ毎日必ず摂取しているのは、納豆、キムチ、もずく、ワカメ、オリーブオイル、
ヨーグルト。

 

納豆、キムチ、ヨーグルトは発酵食品。
もずく、ワカメは海藻類で食物繊維。
オリーブオイルは。。。なんだっけ?

 

まぁ、納豆とキムチともずく、オリーブオイル、生卵を混ぜて食べています。
結構おいしいですよ。そこにサバ缶を入れると更に美味に!

 

大豆製品の納豆に含まれるナットウキナーゼとか、キムチの発酵食品や白菜に含まれる
イソチオシアネートとか、もずくに含まれるフコイダン食物繊維
ワカメに含まれるミネラル類ヨウ素とかオリーブオイルには、ポリフェノールなど。
ヨーグルトに含まれる様々な栄養素や乳酸菌

 

これらを積極的に摂取するようになってから、うつ病の気分の落ち込み具合が
酷い症状が出なくなったり、落ち込み期間が短くなったりなってきました。

 

更に、腸内環境が良くなったのでしょう。
お通じは当然毎日毎朝ありますし、何と言っても免疫力が最強になりました。

 

風邪は一切ひかないし、鼻水2年以上垂れていません。笑
職場の半数の人間(約50名)がかかったインフルエンザが大流行した時も、
一切休まず、時間外勤務80時間を元気よくこなせる状態←欠勤が多かったからね。

 

精神状態はたまに不安定ながら健康状態は年中最高の状態です。
病気にかかる気配は一切ありません

 

何だったら、更に他の色んな乳酸菌EPA(エイコサペンタエン酸)を
更に仲間に加えようと現在目論んでいます。 最強の健康状態を完成させます!

 

話が大きく反れましたが、腸内環境を整えると良い事がたくさんあります。
今回は、ある男性のうつ病(双極性障害)からの奇跡の回復をお伝えしましたが、
他にも腸内環境を整える事で改善できる病や症状がたくさんあります。

 

今後、他の記事でお伝えしていくつもりなので楽しみにしてくださいね。

 

参考:たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学